「被リンクを増やしましょうと言われたけれど、うちみたいな小さな会社に関係あるの?」
「お金を払えば早いと聞いた。でも、それって大丈夫?」
「被リンクは、もう意味ないという話も見かける」
このページは、そんな地域の会社・店舗でホームページを任されている方に向けた記事です。
結論から言うと、被リンクとは、ほかのサイトから自社のサイトに張られたリンクのことです。Googleは今も、リンクを手がかりの一つにしています。
ただ、地域の会社・店舗が最初にやるのは、リンク集めではありません。ページの中身と内部対策を整え、実在のつながりから自然にリンクをもらうことです。順位のためにリンクを買うことは、Googleのルールに反します。
このページで分かることは、次の3つです。
- 被リンクの意味と、外部リンク・サイテーションとの違い
- 地域の会社・店舗に合ったもらい方と、避けたいリンク
- Search Consoleで、自社の被リンクを無料で調べる方法
株式会社S.STANDARD(エススタンダード)は、リンクを買うことはしていません。内部対策を中心に進めた自社サイトで、2026年10月14日(シークレットウィンドウ)に「SEO対策 枚方」の通常検索1位を確認しています(何が効いたかは断定できません)。
最終更新日:2026年10月24日(この記事で紹介するGoogleの説明は、2026年10月24日に日本語のページで確認した内容です)
書き手:株式会社S.STANDARD 代表 新明研人(会社の情報は会社概要をご覧ください)
被リンクとは:意味・読み方と、外部リンク・サイテーションとの違い
被リンクとは、ほかのサイトから自社のサイトに張られたリンクのことです。読み方は「ひリンク」で、「バックリンク」とも呼ばれます。リンクのない社名・店名の紹介は、サイテーションと呼ばれて区別されます。
被リンクとは(わかりやすく)
被リンクとは、ほかのサイトから自社のサイトに張られたリンクのことです。Googleの日本語のヘルプでは、「バックリンク」という言い方も使われています。
たとえば、取引先や地域の団体のサイトに「○○株式会社」と載り、自社のホームページへリンクがある状態です。ほかのサイトから、紹介してもらっている状態だと考えると分かりやすいでしょう。
SEOとは、「検索エンジン最適化」の略で、検索結果に自社のページが表示されやすくなるようにサイトを整えることです。被リンクがSEOで役立つ理由は、大きく2つあります。
1つ目は、ページを見つけてもらう入口になることです。Googleは、次のように説明しています(出典:Google 検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」最終更新日 2025-12-18)。
「Google では、主にクロール済みのページからリンクをたどることで新たにページを発見しています。」
2つ目は、品質を判断する手がかりの一つになることです。Googleは、ほかの著名なサイトがそのページにリンクしたり、参照したりしているかを、品質の判断に使う要素の一つに挙げています。一般に、情報の信頼性の高さを示すため、という説明です(出典:Google 検索「Google によるランキング結果の決定方法」2026年10月24日確認)。くわしくは、次の章で説明します。
外部リンク・内部リンクとの違い
「被リンクと外部リンクの違いは?」への答えは、「リンクの向きが逆」です。被リンクは外から自社へ、外部リンクは自社から外へのリンクです。
| 種類 | どこからどこへ | 自社で直せるか |
|---|---|---|
| 被リンク | ほかのサイト → 自社のページ | 直せない(相手のサイトが決める) |
| 外部リンク(発リンク) | 自社のページ → ほかのサイト | 直せる |
| 内部リンク | 自社のページ → 自社の別のページ | 直せる |
外部リンクとは、自社のページからほかのサイトへ張るリンクです。内部リンクとは、同じサイトの中のページから、別のページへ張るリンクです。
被リンクだけは、自社で直接は増やしたり直したりできません。自社で手を入れられる内部リンクの整え方は、内部リンクの貼り方で解説しています。
外部対策とは
外部対策とは、ほかのサイトから自社のサイトへのリンク(被リンク)や、外部での紹介など、サイトの外の評価にかかわる取り組みです。「SEO 外部対策」と検索したときに出てくるのは、主にこの被リンクの話です。
SEOの説明では、「内部対策」「外部対策」「コンテンツ」の3つに分ける言い方がよく使われます。「SEOの三大要素」とも呼ばれますが、Googleの公式の資料の言葉ではありません。サイトの中で直せる部分は、SEOの内部対策のチェック表にまとめています。
サイテーションと被リンクの違い
サイテーションとは、ほかのサイトやSNSなどで、リンクがなくても社名・店名・住所・電話などが紹介されることです。SEOの説明で使われる一般の言葉で、Googleの決まった用語として使われているものではありません。
「サイテーションと被リンクの違いは?」への答えは、「リンクがあるか、ないか」です。
| 比べる点 | 被リンク | サイテーション |
|---|---|---|
| リンクがあるか | ある | ない(名前・住所・電話などだけ) |
| 例 | 取引先のサイトの「協力会社」欄に、自社へのリンクつきで載る | 地域の情報サイトに、社名と住所・電話だけが載る |
| 自社で直せるか | 直せない(相手のサイトが決める) | 直せない(ただし、載せる情報は自社で用意できる) |
| 気をつけること | 順位のために買ったり、交換したりしない | 社名・住所・電話の書き方を、どこでも同じにする |
先に紹介したGoogleの説明にも、「リンクしたり参照したり」とあります。リンクだけでなく、名前を挙げて紹介されることにも触れている、と読めます。ただ、サイテーションがどれだけ順位に関わるかは、Googleは細かく説明していません。
地域の会社・店舗にとって、2つの共通点は「実在の会社・お店として、外でも同じ情報で紹介されているか」です。だからこそ、社名・住所・電話の書き方をそろえることが大切です。進め方は、次の次の章の手順5で説明します。
AIの回答で自社が紹介されることと、外での言及の関係は、GEO対策とはの記事で説明しています。
被リンクはSEOに意味ない?Googleの説明と、小さな会社が先に整えること
被リンクは、意味がないわけではありません。Googleは、リンクを理解するしくみ(PageRank)を、今もコア ランキング システムの一つとしています。ただ、地域の会社・店舗が最初に時間とお金を使うのは、リンク集めより、ページの中身と内部対策です。
Googleはリンクをどう見ているか
PageRankとは、ページどうしのリンクを手がかりにする、Googleのランキングのしくみの一つです。
Googleは「ランキング システム ガイド」で、ページ間のリンクを理解するしくみを複数使っていると説明しています。PageRankはその一つで、Googleがサービスを始めた当初から使っている、コア ランキング システムの一つとされています(出典:Google 検索セントラル「Google 検索のランキング システム ガイド」最終更新日 2025-12-18)。
また、前の章で紹介したとおり、ほかの著名なサイトからのリンクや参照は、品質の判断に使う要素の一つとされています。一つであって、すべてではありません。
地域の会社・店舗には、もう1つ知っておきたい説明があります。Googleマップや地図の枠での「知名度」についてです。Googleは、次のように説明しています(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google のローカル検索結果のランキングを改善するヒント」2026年10月24日確認)。
「この要素は、ビジネスにリンクしているウェブサイトの数やクチコミの数などの情報にも基づいています。」
地図の枠とは、「業種+地域名」などで検索したときに、検索結果の上の方に地図と数件のお店が並ぶ欄です。地図の枠と通常の検索の両方での進め方は、ローカルSEO(地域SEO)の進め方をご覧ください。
「意味ない」と言われる理由
「被リンクはSEOに意味ない」と言われる理由は、一般に次のように考えられます。
- 買ったリンク・作ったリンクは、ルール違反になりうる:順位のためのリンクの売買は、Googleがリンクスパムの例に挙げています(くわしくは後の章で説明します)
- リンクがあっても、中身が答えになっていなければ選ばれにくい:検索した人が知りたいことに答えていないページは、読まれません
- 関係のないサイトからのリンクを数だけ増やしても、意味は薄いと考えられる:自社と関係のないサイトからのリンクは、紹介として自然ではありません
つまり、被リンクそのものに意味がないのではありません。「順位のために数を集める」やり方に意味がない、と整理すると分かりやすいでしょう。
自社サイトの例:内部対策から始めたサイトの今(2026年10月)
※自社サイト・関係先の店舗での施策結果です。
S.STANDARDの自社サイトで、最初に手をつけたのは内部対策でした。被リンクの対策は、外部の紹介サイトに会社情報を載せたことです。リンクを買うことはしていません。何が効いたかは断定できませんが、確認できた結果を紹介します。
そのうえで、次の結果を確認しています。
| 確認した日時 | 検索語 | 条件 | 通常の検索 |
|---|---|---|---|
| 2026年10月14日 23:33 | SEO対策 枚方 | シークレットウィンドウ・画面あり | 1位 |
シークレットウィンドウとは、ログインや閲覧の履歴を使わずに検索できる、ブラウザの機能です。

ただし、次の点は正直に書いておきます。
- 何が効いて1位になったのかは、断定できません
- 検索結果は、検索する場所・時期・ログインの有無で変わることがあります
- 確認したのは、上の日時・条件での結果です
自社サイトの記録は、「SEO対策 枚方」の自社事例にまとめています。
被リンクより先に整えること3つ
被リンクを気にする前に、次の3つを整えると、リンクをもらったときにも生きてきます。
- 紹介したくなる中身:自社にしか書けない実績や、サービスの具体的な説明です。全体の手順は、SEO対策のやり方(7つの手順)で紹介しています
- 内部対策:題名・見出し・内部リンク・表示の速さなど、サイトの中で直せる部分です。前の章で紹介したチェック表が使えます
- 狙う言葉の割り当て:どのページで、どんな検索に答えるかを決めます。決め方は、キーワード選定のやり方をご覧ください
被リンクのもらい方:地域の会社・店舗が、実在のつながりから自然に得る5つ
地域の会社・店舗の被リンクは、すでにある実在のつながりから、正しい情報で載せてもらうのが基本です。取引先・地域の団体・実在の紹介サイトや公的なデータベース・Googleビジネスプロフィールなどです。S.STANDARDも、Googleのルールに沿った方法だけを行っています。

Googleは「SEO スターター ガイド」で、リンクしてくれるサイトは時間がたてば自然に現れるもの、と説明しています。そのうえで、見つけてもらえるようにサイトを宣伝する方法もあるとしつつ、宣伝しすぎると逆効果になるおそれがある、とも書いています(出典:Google 検索セントラル「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」最終更新日 2025-12-18)。
「被リンクをもらうにはどうしたらいい?」への答えとして、地域の会社・店舗に合った5つの方法を紹介します。
1. 紹介したくなるページを先に作る
まず、ほかの人が「詳しくはこちら」と貼りたくなるページを作ります。料金の目安・実績・対応エリア・よくある質問などのページです。
取引先がサイトで自社を紹介するとき、貼る先のページが分かりやすいと、リンクを付けてもらいやすくなります。リンクは「お願いして作る」より、「貼る理由がある」ほうが自然です。
2. 実在の取引先・協力会社に、正しい情報で紹介してもらう
仕入れ先・提携先・施工の協力会社などのサイトには、「取引先一覧」「協力会社」のページがあることがあります。実際に取引がある相手なら、自社を正しい情報で載せてもらえないか、相談してみましょう。
大切なのは、実際に取引や協力がある相手だけにすることです。リンクのためだけに、取引のない相手とリンクを貼り合うことはしません。理由は、次の章で説明します。
3. 地域の団体・業界団体の会員ページ
商工会議所・商工会・業界団体・商店街の組合などには、会員を紹介するページがあることがあります。会員であれば、会員紹介に載せてもらえる場合があります。
団体のページは、地域で実際に活動している会社・お店であることを示す紹介にもなります。載せてもらうときは、社名・住所・電話をサイトと同じ書き方にしておきましょう。
4. 実在の利用者が比べる紹介サイトと、公的なデータベース
ディレクトリとは、会社やサイトを分野ごとに並べて紹介する、一覧のサイトのことです。紹介サイトや一覧に載るときは、選び方が大切です。
選ぶ基準は、次の2つです。
- 実際に、そこでお店・会社を探して比べる人がいるか
- リンクを集めることが目的の、登録だけのサイトではないか
Googleは、「質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク」をリンクスパムの例に挙げています(出典:Google 検索セントラル「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」最終更新日 2026-09-02)。お金を払う掲載枠を勧められたときの考え方は、次の章で説明します。
5. Googleビジネスプロフィールと、社名・住所・電話をそろえる
Googleビジネスプロフィールとは、Googleの検索や地図に出るお店・会社の情報を、無料で登録・管理できるしくみです。プロフィールには、ホームページのURLと、サイトと同じ会社情報を載せておきましょう。検索した人が、プロフィールからホームページを見に来る入口になります。
あわせて、社名・住所・電話の書き方を、ホームページ・プロフィール・掲載先で同じにします。書き方がそろっていると、リンクのない紹介(サイテーション)でも、同じ会社だと分かりやすくなります。
そろえ方の手順と住所の書き方の例は、ローカルSEO(地域SEO)の進め方の手順5で紹介しています。
被リンクの確かめ表
次の表に、自社の分を書き出してみてください。登録は要りません。紙やパソコンのメモに写して使えます。
| 実在のつながり | 自社の情報が載っているか | 社名・住所・電話がサイトと同じ書き方か | ホームページへのリンクがあるか | 最後に確かめた日 |
|---|---|---|---|---|
| ○○協会の会員ページ(記入例) | 載っている | 住所の書き方が違う | あり | ○月○日 |
| 取引先・協力会社 | ||||
| 地域の団体・業界団体 | ||||
| 紹介サイト・公的なデータベース | ||||
| Googleビジネスプロフィール |
「同じ書き方か」の列で違いが見つかったら、先にサイト側の書き方を決めます。そのうえで、掲載先の情報を直してもらえるか相談しましょう。
S.STANDARDの考え方
S.STANDARDは、リンクを買うことはしていません。自社サイトでは、外部の紹介サイトに会社情報を載せました。
被リンクは、自社で直接は増やせないものです。だからこそ、中身を整え、実在のつながりで正しく紹介してもらうことを基本にしています。S.STANDARDが地域の会社のサイトで行うSEOの進め方は、大阪のSEO対策のページで紹介しています。
やってはいけない被リンク:Googleが挙げるリンクスパムの例と、提案の見分け方
順位を上げるためにリンクを買う、過剰に相互リンクする、自動でリンクを作る、質の低いディレクトリに載せる。こうした方法は、Googleのポリシーでリンクスパムの例とされています。一方、広告として印(sponsored・nofollow)を付けたリンクは、違反にはなりません。
Googleは、リンクスパムを次のように説明しています(出典:Google 検索セントラル「スパムに関するポリシー」最終更新日 2026-09-02)。
「リンクスパムとは、検索ランキングを操作することを主な目的として、サイトへのリンクやサイトからのリンクを作成する行為です。」

Googleが挙げるリンクスパムの例
相互リンクとは、2つのサイトがお互いにリンクを張り合うことです。同じポリシーには、次のような例が挙がっています。
| Googleが挙げる例(原文) | 地域の会社・店舗でありがちな形(一般例) | 代わりにすること |
|---|---|---|
| 「ランキングを上げることを目的としたリンクの売買。」 | 「SEO効果のあるリンクを○本」といった申し出 | 掲載を選ぶときは、順位ではなく見込み客がいるかで選ぶ |
| 「過剰な相互リンク(「リンクする代わりにリンクしてもらう」)や、相互リンクのみを目的としてパートナー ページを作成する」 | 取引のない相手と、リンクだけを交換する | 実際に取引・協力のある相手の紹介だけにする |
| 「自動化されたプログラムやサービスを使用して自分のサイトへのリンクを作成する」 | 自動で大量にリンクを作る道具・サービス | 使わない |
| 「質の低いディレクトリやブックマーク サイトのリンク」 | 誰も探しに来ない、登録だけのリンク集 | 利用者が実際に比べるサイトだけにする |
ほかにも、記事の形をした広告や、ウィジェット・フッターで配られるリンクなどが、例として挙がっています。
相互リンクがすべてだめ、というわけではありません。実際の取引先どうしが紹介し合うのは、自然なことです。問題になるのは、リンクのためだけに交換する「過剰な」相互リンクです。
Googleは、ポリシーに反するサイトは、検索結果での順位が下がったり、表示されなくなったりすることがあると説明しています(出典:同ポリシー)。ただ、ルールに反するリンクがあったときにどうなるかは、場合によって違います。「必ず検索結果から消える」とまでは言えませんが、避けるのが基本です。
お金を払う掲載は、すべてだめ?
お金を払う掲載が、すべてだめなわけではありません。Googleは、広告やスポンサーを目的としたリンクの売買は、ウェブ上の通常の経済活動だと理解している、と説明しています。そのうえで、リンクに rel=”sponsored” か rel=”nofollow” の印を付けていれば、ポリシーの違反にはならないとしています(出典:同スパムに関するポリシー)。
sponsoredとは、広告や有料の掲載のリンクに付ける印です。nofollowとは、リンク先と自社のサイトを関連付けたくないことを、Googleに伝える印です。どちらも、Googleが「外部リンクの rel 属性」のページで説明しています(出典:Google 検索セントラル「外部リンクの rel 属性(nofollow / ugc / sponsored)」最終更新日 2026-03-08)。
お金を払って掲載するかは、検索順位のためではなく、「そこを見る見込み客がいるか」で決めましょう。見込み客とは、これから自社に問い合わせたり、来店したりする可能性のある人のことです。「順位のために、広告の印を外してほしい」という話には、乗らないようにします。
提案を受けたら確かめること
「被リンクを増やします」という提案を受けたら、次の3つを聞いてみましょう。
- どこから、どうやってリンクを得るのか:実在のサイトか、その会社が用意するサイトかを確かめます
- お金のやり取りはあるか:あるなら、広告の印(sponsored・nofollow)が付くのかを確かめます
- 順位を約束していないか:順位は、どの会社にも約束できるものではありません
外に頼むか迷っている方には、SEO会社に頼む前に聞く15の質問があります。質問6「被リンクの購入など、Googleのルールに反する作業はしませんか?」を、打ち合わせでそのまま聞けます。登録不要で、印刷して使えます。
自分で確かめるのが難しい場合は、初期診断もあります。初期診断とは、主なキーワードの順位と、サイトの問題点などを調べ、レポートにまとめる有料の単発のサービスです。無料相談(30分程度)とは別のサービスで、金額はSEO対策の費用をご覧ください。
被リンクの調べ方:Search Consoleのリンクレポートで確かめる
自社の被リンクは、Googleの無料の道具「Search Console」のリンクレポートで確かめられます。表示されるのはすべてではありませんが、どのサイトから、どのページに、どんな言葉でリンクされているかが分かります。
Search Consoleとは、自分のサイトが検索結果にどう出ているかを調べられる、Googleの無料の道具です。リンクレポートとは、その中で、サイトへのリンクのようすを確かめられる画面のことです。
「被リンクを調べる方法は?」「Googleで被リンクをチェックするには?」への答えは、まずこのリンクレポートを開くことです。
リンクレポートで分かること
Search Consoleの左のメニューにある「リンク」を開くと、外部からのリンクと、サイトの中のリンクのようすが見られます。
アンカーテキスト(リンク元テキスト)とは、リンクとして表示されている言葉のことです。Googleのヘルプによると、外部からのリンクについて、主に次のことが分かります(出典:Google「リンクレポート – Search Console ヘルプ」2026年10月24日確認)。
| 分かること | 見るときの問い |
|---|---|
| ほかのサイトから、よくリンクされている自社のページ | 取引先・団体・掲載先のリンクが、正しいページに向いているか |
| 自社へのリンクが多いサイト | 心当たりのないサイトが、多く並んでいないか |
| リンクに使われている言葉(アンカーテキスト) | 社名・サービス名など、自社を正しく説明する言葉か |
同じヘルプには、「このレポートは、サイト上のすべてのリンクを網羅したものではありません。」とも書かれています。数の多い・少ないで一喜一憂せず、全体の傾向をつかむ道具として使いましょう。
ほかの道具
Search Console以外にも、被リンクを調べる無料・有料の道具(被リンクチェッカー)があります。ただし、数字は道具ごとに違い、推定を含みます。
始める段階では、Googleが出しているSearch Consoleで十分です。
知らないサイトからのリンクを見つけたら(否認)
否認とは、特定のリンクを評価に使わないよう、Googleに伝えることです。Search Consoleには、そのための道具があります。
ただ、Googleは、どのリンクが信頼できるかを、ほとんどの場合は自分で評価できると説明しています。詳しい情報を伝えてもらわなくても、という説明です。そのため、ほとんどのサイトでは、この道具を使う必要はないとしています(出典:Search Console ヘルプ「サイトへのリンクを否認する」2026年10月24日確認)。
否認が必要になるのは、次の2つが重なるときだとされています。
- スパムのリンク、人為的なリンク、品質の低いリンクが、自社のサイトに数多く向いている
- そのリンクが、手動による対策の原因になっている、またはなりそうだと考えられる
手動による対策とは、一般に、Googleの担当者がサイトを確かめ、ルール違反と判断したときに取られる措置を指す言葉です。Googleも、スパムに関するポリシーの中で、人による確認で違反が見つかった場合に手動による対策を行うことがある、と説明しています(出典:同スパムに関するポリシー)。
知らないサイトからのリンクを見つけても、まずは慌てなくて大丈夫です。過去に業者を通してリンクを買った心当たりがある場合は、専門の会社に相談してみましょう。
よくある質問
被リンクとは、ほかのサイトから自社のサイトに張られたリンクのことです。読み方は「ひリンク」で、「バックリンク」とも呼ばれます。
まず、ほかの人が紹介したくなるページを作ります。そのうえで、取引先・地域の団体・実在の紹介サイトや公的なデータベース・Googleビジネスプロフィールなど、実在のつながりに、正しい情報で載せてもらいます。
Googleの無料の道具「Search Console」のリンクレポートで確かめられます。よくリンクされているページ、リンクが多いサイト、リンクに使われている言葉が分かります。ただし、すべてのリンクが表示されるわけではありません。
違いは、リンクがあるか、ないかです。被リンクはリンクつきの紹介、サイテーションはリンクのない社名・住所・電話などの紹介です。サイテーションはSEOの説明で使われる一般の言葉です。どちらも、社名・住所・電話の書き方をそろえておくことが大切です。
意味がないわけではありません。Googleは、リンクを理解するしくみ(PageRank)を、今もコア ランキング システムの一つとしています。ただ、地域の会社・店舗は、リンク集めより先に、ページの中身と内部対策を整えるのが基本です。
ランキングを上げることを目的としたリンクの売買は、Googleのスパムに関するポリシーで、リンクスパムの例とされています。Googleは、ポリシーに反するサイトは、検索結果での順位が下がったり、表示されなくなったりすることがあると説明しています。人による確認で、手動による対策の対象になることもあります。どうなるかは場合によって違いますが、避けるのが基本です。一方、広告として sponsored や nofollow の印を付けたリンクは、ポリシーの違反にはならないと説明されています。
実際の取引や協力がある相手と紹介し合うのは、自然なことです。Googleがリンクスパムの例に挙げているのは、「リンクする代わりにリンクしてもらう」ような、過剰な相互リンクです。
多くの場合、その必要はありません。Googleは、ほとんどのサイトでは否認の道具を使う必要はないと説明しています。まずは慌てず、心当たりがある場合だけ相談しましょう。
決まった本数はありません。この記事で確認したGoogleの説明の範囲では、本数の基準は示されていませんでした。数より、実在のつながりから正しい情報で紹介されることを大切にしましょう。
まとめ:被リンクは「集める」より「実在のつながりから、正しい情報で」
被リンクは、ほかのサイトからの紹介のリンクで、Googleも今も手がかりの一つにしています。地域の会社・店舗は、中身と内部対策を先に整え、実在のつながりから正しい情報で載せてもらい、順位のためにリンクを買わないことが基本です。今日やるのは、確かめ表に自社のつながりを書き出し、Search Consoleのリンクレポートを開いてみることです。
- 意味:ほかのサイトからの紹介のリンク(リンクのない紹介はサイテーション)
- もらい方:実在のつながりから、社名・住所・電話をそろえて載せてもらう
- 避けること:順位のための売買・過剰な相互リンク・自動のリンク・質の低いディレクトリ
S.STANDARD(大阪府枚方市伊加賀栄町7-1-13)は、地域の会社・店舗向けのSEO対策の会社です。被リンクの購入など、Googleのルールに反する施策は行いません。外部対策の進め方に迷ったときは、お気軽にご相談ください。
関連ページ:大阪のSEO対策/SEO対策の費用/SEO対策のやり方/SEOの内部対策のチェック表/内部リンクの貼り方/ローカルSEO(地域SEO)の進め方



キーワード選定のやり方|検索意図の見分け方と無料ツール、検索数が少ない言葉を選ぶ理由